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カテゴリ  レプチン


満腹ホルモン「レプチン」は、脂肪細胞から分泌されると、脳内の視床下部の弓状核にある「摂食中枢」に作用して、食欲を抑制します。レプチンの分泌量は、体脂肪が増えるにしたがって増えるため、レプチンは適正体重の維持に働くと考えられています。

ところが、過剰なエネルギーを摂取し続けて肥満になると、レプチンによる食欲抑制のメカニズムにゆがみが生じます。例えば、脂っこい高脂肪食を食べ続けると、やがて視床下部でのレプチンの作用が低下して、レプチンの量は多くても食欲が抑えられず、逆に食欲が促進されてしまいます。この現象を「レプチン抵抗性」と呼びます。

今回は、近年の研究によって明らかにされた「レプチン抵抗性とPTPRJの関係」についてご紹介します。





レプチン抵抗性とPTPRJの関係


レプチンは、視床下部の神経細胞の表面に存在するレプチン受容体と結合します。レプチン受容体の細胞内部分には「JAK2」というリン酸化酵素が結合しています。

レプチンがレプチン受容体と結合すると、JAK2は自身の特定のチロシン(アミノ酸の一種)をリン酸化して活性化し、さらにレプチン受容体をリン酸化します。このリン酸化によって、神経細胞の内部にレプチンの満腹情報が伝達されて食欲が抑制されます。

レプチン003

RPTPJは細胞表面に存在して、タンパク質のチロシンに結合しているリン酸基をはずす「脱リン酸化酵素」です。

肥満になると、摂食中枢の神経細胞でPTPRJの発現が増加し、PTPRJはレプチン受容体に結合しているJAK2を脱リン酸化して、レプチンの働きを抑制していることが、近年の研究によって明らかにされました。その結果、どんなにレプチンが多く分泌されていても、レプチンの作用は低下してしまい、レプチン抵抗性が引き起こされてしまうのです。

このように、肥満にともなって摂食中枢でPTPRJの発現が上昇することが、レプチン抵抗性が発生する要因となっています。


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急に「甘い物が欲しい!」という欲求に襲われた経験のある方は多いでしょう。

そうした「食べたいモード」を切り替えて、食欲をコントロールする簡単な方法をご紹介します。


(1) 歩いてみる


デスクワークで疲れたとき、甘い物が欲しくなりますね。「何か甘い物が食べたい!」と思ったときは、とりあえず軽く歩いてみてください。体を動かすことで「食べたいモード」を切り替えることができます。そのとても簡単な方法が「散歩」です。

例えば、長時間デスクに座っていたのであれば、席を立って化粧室へ向かい、ちょっと鏡の前に立ってみてください。そこで、メイクの崩れを発見したり、髪型を整えているうちに、自然と食欲を忘れているはずです。

また、歩くことで血行が改善されて全身の隅々まで酸素が行き渡ると、体温も上昇して体がリフレッシュされます。身体が軽くなって気持ちもスッキリするでしょう。





(2) 低カロリーの物を食べる


甘い物を欲しがるのは、疲れて低血糖になっている場合もありますが、単なる癖になっている事も多いのです。どうしても我慢できなくなったら、甘い食べ物を口にする前に、先に何か低カロリーで食物繊維の多い物などを食べて「ワンクッション」置いてみてください。

「絶対に食べない!」と必死に頑張るのもストレスになりますので、野菜、ナッツ、ドライフルーツ、豆腐などで代用し、食べたいものは「後の楽しみにする」くらいの軽い気持ちでいましょう。

こうしてワンクッション置くと、甘い物を食べたいという欲求が変わって行きます。また、空腹時にいきなり甘い物を摂取すると、血糖値が急上昇して太りやすいため、食物繊維のものを先に食べることにより、血糖値の急上昇を抑えられることもできます。





(3) 歯磨き


肥満気味の人は、満腹ホルモンの「レプチン」の作用が低下している「レプチン抵抗性」という状態になりがちで、通常の食事では満腹感を得られにくくなっています。

夕飯は就寝の3時間前までに食べ終えて、寝るまでに極力夜食を控えることが、過剰な食欲を抑えて「レプチン抵抗性」を改善するためには必要だと考えられています。

しかし、あとは寝るだけという状況で夜が長く感じされ、「ちょっと口さびしいな」と感じる時には、「歯磨き」をオススメします。歯磨きして口の中がスッキリすると、「何か食べたい」という気持ちがリセットされ、自然に落ち着きます。また、歯磨きをした後にまた食べてしまうと、寝る前にまた歯を磨かなくてはいけないので、「もう、面倒だな」となりますよね。


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脂肪細胞から分泌される「レプチン」は、脳の視床下部にある摂食中枢に作用して食欲を抑制します。レプチンの分泌量は体脂肪の蓄積量に従って増えます。

ところが、肥満型の人ではレプチンの血中濃度が高いにもかかわらず食欲は抑制されていないのです。この矛盾する現象は「レプチン抵抗性」と呼ばれ、肥満の大きな要因と考えられています。

ここでは、「レプチン抵抗性とレプチンの動向」についてまとめてみました。


レプチン抵抗性とレプチンの動向


● 早食いすると、レプチンの血中濃度が上昇しにくく、太りやすい。

● 肥満状態では、脂肪細胞が放出する物質がレプチンの脳内への移行を阻害する(血液脳関門の障害)ので、満腹感を得にくい。

● 厳しい食事制限によりレプチンが減少し、食事制限後には激しい食欲に襲われやすい。

● 過食していると、摂食中枢での「PTPRJ」の発現が上昇し、「レプチン抵抗性」となる。

● 睡眠不足の状態では、満腹ホルモンのレプチンが減少し、空腹ホルモンのグレリンが増加しやすい。

● 夜遅い時間帯での夕食や間食が習慣化すると、ホルモンの分泌リズムが乱れてレプチンが減少する。





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